日本語クラブのオンライン化にむけての対策の状況


(その2)2022年3月30日


トライアル開催を行ったのでその状況を紹介します。また、今後コロナ禍にも継続開催するため(オンライン開催)、懸案事項をまとめています。

トライアルで日本語クラブの限定開催の様子

日 時:2022年2月21日 17:00~18:00

参加者:コーディネーター:胡子(和)、堀尾、川崎、井上、ボランティア:胡子(雅)

外国人:フィリピン人親子2人、アメリカ人 

内 容:

  • 15分 皆であいさつ、自己紹介、交流
  • 25分 ブレークアウトルームに分かれて活動、交流
    *ちびむすの資料を使用 「間違い探し」
  • 15分 皆で感想を述べる、交流

参加者の声:

  • 家にいながら参加できてよかった。
  • また開催してほしい。
  • 会場までは行けないので、時々してもらいたい。

スタッフの声:

  • 楽しく開催ができた。
  • 最初は不安だったが、思っていたよりも簡単だった。
  • 子育て中なので、これなら参加できる。
  • 帰宅途中からでも参加できたので、よかった。

参考

zoomの使い方研修
zoomの使い方研修
オンライン日本語クラブトライアル開催の様子
オンライン日本語クラブトライアル開催の様子

今後の課題など

  • 参加者のwi-fi環境の充実(動画を1時間)が必要
  • ホストとスタッフのzoomスキルの向上、維持が必須
  • 外国人、日本人参加者への声掛けの方法を検討したい
  • 活動内容と活動時間を検討したい
  • 使用テキストと著作権について注意が必要
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日本語クラブオンライン化にむけての対策の状況2
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(その1)2022年2月17日


コロナ禍による活動の開催と中止の繰り返しにより、外国人参加者との交流の機会が減少、および日本人支援者のモチベーションの低下という現象が見られます。そこで、今後コロナ禍においても活動が継続できるよう、日本語クラブオンライン化の準備を行うための対策を練っているところです。以下、その状況をお知らせします。

他地域の様子

コロナ禍の活動中止:ひろしま日本語教室 など多くの教室

オンライン開催:福山市の日本語教室(2年前から活動している)

研修、勉強会の内容(コーディネーター研修)

 ① 福山市の事例から学ぶ

日 付:2022年2月5日 

講 師:宮野宏子氏 (福山市の日本語教室コーディネーター)

内 容:

  • zoomについて学び、使ってみる *zoomにて研修を受講
  • 福山市の日本語教室の様子と注意点などを学ぶ
  • オンラインで活用できる教材などの紹介

まとめと所感:

  • 導入に最初は支援者の皆さんの戸惑いがあったが、今では各自がアイデアを出してくるようになって楽しんでいる様子が分かる。
  • 帰国者、県外からの参加者がいるのは、オンラインの利点と言える。
  • wi-fi環境が無い外国人は参加できない。江田島市の外国人市民のwi-fi環境実態調査の必要性がある。
  • ホストとして、誰かがzoomを使いこなす必要がある。

 

② コーディネーター、スタッフ研修

日 付:2022年2月13日、2月16日

講 師:胡子和子

内 容:zoomについて学び、実際使ってみる

 

③ オンライン教材についての研修

日 付:2022年2月15日

主 催:文化庁国語課   *オンライン開催

内 容:「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト

    「つながるひろがるにほんごでのくらし」活用オンラインセミナー 

 

日本語クラブへの導入について検討について

  • 活用事例を参考に江田島市での導入を検討したい
  • コーディネーター、スタッフに教材研究、使い方の勉強会が必要

 

えたじま日本語クラブのオンライン開催について

必要な機材、懸案事項など    

  • Zoomプランの有償版  * 参加者が3名以上で有償版の使用が必要
  • コーディネーターのオンライン対応環境整備の対策(ホストPC、wi-fi環境)
  • ホスト(胡子)のzoom管理、コーディネーターのzoom使用 スキルアップ
  • 参加者への声掛けの方法の検討  *wi-fi環境の確認と対策
  • 活動内容と活動時間の検討、 テキストと著作権 *オンライン教材の検討

 

*トライアルのため限定開催を予定 2022年2月21日17:00~18:00 

少数の外国人参加者に協力してもらい、どのように開催できるかを試してみる。 

今後の予定と日本語クラブオンライン開催のイメージ

*各会場をホストにするという可能性もあるが、まずはホスト1名で全体を統括する

*技能実習生の教室参加への利便性から考慮して、今後は対面開催とオンライン開 催を並行する可能性も検討したい。

*ブレークアウトルームを作ることで(ホストが管理)、各部屋で個別活動が可能

 

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日本語クラブのオンライン化にむけての対策の状況(PDF版)
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