日本語クラブについて


江田島市に「えたじま日本語クラブ」ができるまで


江田島市には多くの外国人市民(H29年10月1日時点:709人)在住しており、外国人市民比率は3.19%(H29年1月時点)で広島県内でも1、2を争う高さです。半数以上を牡蠣養殖などの水産業や造船、造船解体業などの重要な担い手である技能実習生が占めるなど、江田島市の産業になくてはならない存在となっています。さらにH25年に起きた外国人実習生による痛ましい事件を受けて、外国人が安心、安全に充実した生活が送れることは江田島市全体にとっても大変重要なことだと捉え、食文化、スポーツなどの交流事業が始まりました。

同時に平成26年に、一部市民による「えたじま国際交流ボランティア」(現:江田島市国際友好ボランティア)が設立され、外国人と日本人が共に楽しみながら学び合う市民活動も始まり、行政と共に活動の輪を広めていきました。その活動がきっかけとなり文化庁の本事業に応募、採択され、H28年に江田島市に暮らす外国人市民の寄り処となる「日本語クラブ」が立ち上がりました。

 


文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業としてスタート


文化庁の「生活者としての外国人」のための日本語教育事業

 「地域日本語教育スタートアッププログラム」採択事業

 

本事業は、「生活者としての外国人」を対象とした日本語教室がこれまで開設されていない地域となっている地方公共団体に対し、地域日本語教育の専門家を派遣することにより日本語教室の設置に向けた支援を実施し、もって各地に日本語学習環境が整備され、日本語教育の推進が図られることを目的とします。

 

文化庁HP

http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/seikatsusha_startup_program/index.html

 

 

H28年度採択状況(原則3年継続)

全国5市町: 広島県江田島市、徳島県美波町、佐賀県鳥栖市、熊本県一般財団法人熊本市国際交流振興事業団、鹿児島県長島町



2019年度から「江田島市国際交流協会」が主催となり活動


2018年12月に「江田島市国際交流協会」が設立され、2019年度(平成31年度)より主催を引き継ぎ、えたじま日本語クラブを運営しています。


主  催 :江田島市国際交流協会

企画・運営:えたじま日本語クラブ運営委員会(委員長:堀尾正子)

コ-ディネ-タ-:胡子和子

事業受託 :(一社)広島湾地域資源ネットワーク(代表:胡子和子)

※えたじま国際交流ボランティアも応援しています。